- カラオケでDAMの精密採点を使いますが、なにかコツはあるのでしょうか?
- 同じ曲を歌っても、採点結果が全く違いますが、これはどういうことでしょうか?
- カラオケ採点でどうしても点数が出ません。
あなたもこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
カラオケの機械には大きく分けて2種類の機械があります。
一つはDAMシリーズといって、LIVE DAM STADIUM、
LIVE DAM、Premier DAMなど一度は聞いたことがあると思います。
もう一方は、JOYSOUNDシリーズで、JOYSOUND MAX、
JOYSOUND f1、JOYSOUND CROSSOがあります。
これらの機種は採点の仕方が異なっていて、
それぞれ使っている採点の特徴を知らないと、
カラオケで高得点を出すのは難しいでしょう。
そこで今回は、カラオケで高得点を狙うのに不可欠な、
カラオケ採点の違いについてまとめていきたいと思います。
DAMシリーズの精密採点の評価ポイントは?
DAMシリーズの最新機種は執筆時点でLIVE DAM STADIUMです。
DAMシリーズの採点はテレビのカラオケバトルなどで
よく使われているので知ってる人も多いと思います。
DAMシリーズの採点は精密採点という名称で、
LIVE DAM STADIUMでは『精密採点DX-G』というバージョンです。
精密採点DX-Gでは、大きく分けて5つの採点項目があり、
音程、安定性、表現力、リズム、ビブラート&ロングトーンが採点されます。
この中で、採点比率が高いのは音程で、
音程の正解率が90%以上になれば90点台をとれるようになっています。
また、表現力には小項目があり、抑揚、しゃくり、こぶし、フォールがありますが、
採点比率が高いのは抑揚だけです。
なので精密採点DX-Gでは、
メロディー通りに歌うこと(原曲ではなくカラオケの音程、
キーを変えて歌いやすくしてもOK)、
ロングトーンやビブラート、抑揚(メロとサビではなく細かくつけると高得点)
を意識すると高得点が出やすくなります。
JOYSOUNDシリーズの分析採点の評価ポイントは?
JOYSOUNDシリーズの最新機種は、執筆時点でJOYSOUND MAXです。
JOYSOUNDシリーズは、カラオケの機種指定で
指名される機会は少ないですが、コアなファンがいる機種です。
JOYSOUNDシリーズの採点は、分析採点という名前で、
JOYSOUND MAXでは『分析採点マスター』が使われています。
分析採点マスターの採点項目は、音程、安定感、抑揚、ロングトーン、テクニックの
5つの項目でカラオケを採点します。
JOYSOUNDシリーズでも採点比重が高いのは音程で、
JOYSOUNDシリーズの音程は、DAMシリーズに比べれば、
音程の採点は甘いほうだといわれています。
そのため、DAMで高得点が出ない人でも、
JOYSOUNDなら高得点が出せるという人もいます。
分析採点マスターでは、苦手な個所の音程が練習できる
音程強化モードというDAMにはない機能があります。
また抑揚もDAMと同じように、音程に次いで採点の比重は高いです。
さらにDAMでは重視されないテクニックもJOYSOUNDでは、
配点が高いので意識して歌うと加点されます。
そのため分析採点マスターでは、
メロディー通りの正しい音程で、抑揚をつけながら、
こぶし、しゃくり、ビブラートを意識して歌うと高得点が狙えます。
まとめ
今回は、カラオケで高得点を狙うのに不可欠な、採点方法の違いについてお伝えしました。
カラオケ機種における採点の違いは次の通りでした。
- DAMシリーズなら音程・抑揚・ビブラート重視
- JOYSOUNDシリーズなら音程、しゃくり、なめらかさ、ビブラートなどテクニック重視
DAMシリーズとJOYSOUNDシリーズは、販売している会社が違いますので、
採点に対する考え方が異なります。
もちろん、音程が大事というのは両社で共通していますが、
同じビブラートの採点でも、DAMとJOYSOUNDでは、
高評価になるビブラートの種類は違っています。
また、以前はJOYSOUNDのほうが高得点がとりやすいといわれていましたが、
JOYSOUND MAXの分析採点マスターでは得点がとりにくくなっています。
このように、同じ会社でも最新機種になるにつれ、
採点方法や加点方法も改善されています。
なので、カラオケで高得点を狙うには、
それぞれの機種の採点を理解したうえで、
高評価になる歌い方で歌わなければいけません。